2017年7月13日
車に付着する汚れはいろんな種類があります。
汚れはボディー表面の光沢を奪います。また汚れだけではなくキズもボディーの光沢を奪います。
まず汚れの一般的なものとしては砂(黄砂)、ホコリです。
こちらは走行しないでガレージなどに保管していても付いてしまいます。こちらは軽微なものであれば水で洗い流すことができます。
汚れの中では屋外で付着する汚れがあります。それは雨水などが原因の「水垢」や「ウォータースポット」です。
水垢とはボディー表面に黒く変色した不純物を含んだ雨水が流れた跡が残る現象です。特に明るい色の車に目立つ傾向があり、ドアミラーの下側やトランク脇など屋根から落ちた不純物を含んだ雨水を車外に流れ出す水路の辺りに多く見られます。
ウォータースポットとはボンネットや屋根(ルーフ)やトランクなど地上に対し平行方向、すなわち雨水が水滴となって溜まる平面に発生します。
要因は平面に溜まった不純物を含んだ雨粒が球面状に堆積しその球面がレンズの役目となり日光(紫外線)をボディー表面に照射したことにより不純物を浸透させてしまい塗装面を痛めつけウロコ状のシミを作ってしまう現象です。
昔、虫眼鏡で火を起こす実験を思い出してください。思い出すとゾっとします。