コーティングをした車は洗車をする必要がないと考えている方も多いですが、それは間違いであり、コーティングをした車であっても洗車は必要です。なぜなら、コーティングした車でも日常の汚れは付くからです。しかし、コーティングした車は、汚れが固着しづらいため、洗車で比較的容易に汚れを落とすことが可能です。
それでは、コーティングをした車の洗車はどの程度の頻度で行えば良いのでしょうか。それは、車の使用状況・保管環境によって変わります。一つの目安として、
・屋外保管で週1回~隔週1回
・屋内保管で月1~2回
を基準に、汚れたと感じたら早めに洗うことをオススメします。特に、車の塗装にダメージを与える汚れは、コーティング施工車にとっても要注意です。ダメージを与える恐れのある汚れとしましては、
・虫の死骸(高速走行、夜間走行によって付着)
・鳥の糞
・樹液(樹木近辺に駐車することで付着)
・潮(沿岸走行によって付着)
・塩化カルシウム(凍結防止剤に含まれる成分)
などです。
コーティングをした車を、洗車機で洗車をするのはできれば避けた方が良いでしょう。近年では洗車機も進化し、キズが付きづらくなってきてはいますが、コーティングをした車を少しでも美しく保ちたいのであれば手洗いで洗車をすることをおすすめします。詳しい理由を以下でご紹介します。
洗車機を控えた方が良い理由としては、クロスやスポンジは毎回クリーニングされている訳でないということが挙げられます。クリーニングされていないと、前回洗車した際の油脂分などが付着している可能性があります。せっかく高品質なコーティングを施工されたのであれば、コーティングの性能を十分に発揮させ続けるためにも、前回洗車した際の汚れが付きづらい手洗い洗車を選ぶと良いでしょう。
結論から言うと、コーティングをした車に洗剤を使用することはNGではありません。逆に、洗剤を使用することで、摩擦の低減や油分の除去ができるため、コーティング性能の維持にもつながります。ただし、使用する洗剤の成分には注意が必要です。研磨成分が含まれている洗剤は適しておりません。施工されたコーティングの専用洗剤を使用したメンテナンスは有効です。
コーティングをした車を、洗車機を使わずにご自身で洗車を行う場合の正しい洗車方法の手順を以下に記載いたします。
手順1 流水により可能な限り、ホコリや泥を除去
手順2 施工されたコーティングの専用洗剤を使用して、シャンプー洗浄
手順3 汚れ具合やコーティング被膜の状態に応じて専用メンテナンス剤を塗布
手順3 拭き仕上げ
コーティングをした車を洗車する際の注意点は、以下の2つです。
注意点1 日光が強い日の洗車は避ける
注意点2 水分が残らないようにする
ただし、これらはコーティングをした車のみならず、全ての洗車においての注意点です。また、日光が強い日であっても、洗車ができない訳ではありません。日差しが強い日は、日陰のスペースに移動することで対処ができますし、水分についてはシミのリスク軽減の為に純水を使用するのも有効です。もちろん、純水を使用した場合でも、水分はしっかりと拭き上げることが重要です。
コーティングをした車の洗車は、注意すべき点が多いためプロに頼んだ方が安心です。カーケアジャパンでは出張洗車だけでなく、コーティングにも強みがあるのでぜひ合わせてご検討いただければと思います。洗車作業におけるリスクに熟知し、様々なシーンでの洗車実績を誇るカーケアジャパンが、車1台1台、その環境に合わせた作業方法で高品質なサービスを提供いたします。