出張洗車のCAR CARE JAPAN

車の汚れって??

2017年1月15日

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皆様こんにちは。カーケアジャパンでございます。

連載のコラム第三弾の車の汚れについてご紹介します。

 

洗車とはずばり車を洗うことです。それでは、なぜ車を洗うのか理由は様々ですが、ずっと屋外にあり、さらには走行をするなかで色んな汚れがボディーに付着します。雨が降れば汚れを落とすどころか付着堆積した汚れがボディー状態よっては塗装面を痛めてしまうことも、汚れたから洗う?それもそうでしょうが、汚れをが付着しにくくする為に洗車をするという理論もあります。また、洗車方法によっては洗車しなかったほうが良かったとなってしまう事もおきてしまうほど、洗車方法も大切なものです。ここでは私が今まで経験、実施してきた事に基づき汚れとは何だ?を記していきたいと思います。

 

車に付着する汚れはいろんな種類があります。汚れはボディー表面の光沢を奪います。また汚れだけではなくキズもボディーの光沢を奪います。

まず汚れの一般的なものとしては砂(黄砂)、ホコリです。こちらは走行しないでガレージなどに保管していても付いてしまいます。こちらは軽微なものであれば水で洗い流すことができます。

汚れの中では屋外で付着する汚れがあります。それは雨水などが原因の「水垢」や「ウォータースポット」です。

水垢とはボディー表面に黒く変色した不純物を含んだ雨水が流れた跡が残る現象です。特に明るい色の車に目立つ傾向があり、ドアミラーの下側やトランク脇など屋根から落ちた不純物を含んだ雨水を車外に流れ出す水路の辺りに多く見られます。

ウォータースポットとはボンネットや屋根(ルーフ)やトランクなど地上に対し平行方向、すなわち雨水が水滴となって溜まる平面に発生します。要因は平面に溜まった不純物を含んだ雨粒が球面状に堆積しその球面がレンズの役目となり日光(紫外線)をボディー表面に照射したことにより不純物を浸透させてしまい塗装面を痛めつけウロコ状のシミを作ってしまう現象です。昔、虫眼鏡で火を起こす実験を思い出してください。思い出すとぞっとしますね。

これら水垢やウォータースポットとは雨の中に含まれた不純物が原因で発生します。この不純物の成分は俗に言うシリカスケールといわれるケイ酸系のカルシウム、マグネシウムがイオン反応したものが不純物といわれます。

この不純物が原因ならば不純物を世の中から無くせば良いのでしょうが、さすがにそれはスケールが大きな話です。

その他、細かなキズが原因でボディーの光沢を奪っている事で、全体的の「くすんだ」状態となってしまいます。これらの細かいキズの原因は「洗車機」によるキズや、不適切な洗車方法で産まれる「洗車キズ」が原因なことが多く見られます。また道路を走行する上で空気中のホコリやゴミや小石が走行風によってボディーに当たりキズとなってしまいます。所謂「飛び石キズ」がこちらにあたります。

屋外のホコリがついたガラスを乾いたタオルで拭くと傷になってしまい透明度が奪われる状況に似ています。

また、走行する中で付着する汚れで次に挙げられるのは「油分」です。

こちらはタイヤワックスなどの油分で形成されたものが雨天時に流れ出しタイヤで跳ね上げた水が後続車両に降りかかればそのま油汚れとなります。自身の車を美化するために第三者の車を汚してしまっている現状です。

また整備が行き届いてなくエンジンオイルなどが漏れているまま走行する車両も同じような事です。こちらの汚れである「油分」は主にフロントウィンドウに付着する「油膜」となります。油膜はかなりしつこく付着し、ウィンドウだけではなくボーディー表面の光沢を奪います。

このように故意的に誰かが汚すのではなく、色々な状況下で使用されている車両が多く共存する正解なので、そこを突いても意味が無く、こうなればここからは付いてしまったそれらのモノを除去する方法を紹介します。

さらに汚れる部分としてはタイヤ、ホイールです。特にホイールは通常の使用でも汚れやすい部分です。原因はブレーキを使用する事で発生する「ブレーキダスト」になります。ブレーキとは非鉄金属繊維を主成分としたブレーキパットが純粋な金属の鉄で出来たブレーキディスクに油圧作用を用いてブレーキパットを押し当て、そこで発生する摩擦抵抗によって車両を制動する装置です。すなわち回転する部分に対して摩擦を持たせて止めるということです。摩擦によって発生するエネルギーは熱です。その熱を発生するために金属と非金属を接触させ摩擦抵抗を発生させることでエネルギーを捨て物理的にはスピードを落とすという行為を行うもったいない装置です。

金属と非金属では金属のほうが「硬い」ので非金属は消費してしまいます。これが「ブレーキパットが減る」という状態です。減るということは物質がなくなることなのでこれが「ブレーキダスト」になります。同時に「硬い」といわれる金属部分も消費するので金属と非金属が混じりあったものが「ブレーキダスト」です。

最近の車両は「アルミホイール」が大半です。アルミニュームは熱に対して敏感な金属です。そこで先ほど記したように「熱」を捨てる行為を併用したブレーキダストがホイールめがけて拡散します。よってアルミホイールに強烈に付着した状態となってしまいます。さらに熱しては冷めを繰り返すので蓄積されるのがブレーキダストとなります。こちらはマメに取り除くのが最善です。溜めてからでは遅いです。

汚れの種類を紹介しましたので、次回からはこの汚れに対するアプローチをご紹介します。

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